• 汚泥処理作戦が開始!

    by  • 2010年3月13日 • 旧日本やること企画

    しかし、課題はまだまだ多いぞ!

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    元村長の紹介で、汚水処理業者から、大量の汚泥が届いた!
    これが臭うったらありゃしない。
    汚泥が置かれたのは工場の隅。
    そこから我々の寮まで50メートル以上はあると思うが、それでも風に乗って臭いが飛んでくる!
    洗濯物にまで臭いがつくほどだ。
    もちろん、この汚泥に乳酸菌をまぜてしまえば、それで臭いの問題はあっさり解決だ。
    さらに、やり方次第では有機肥料として再利用することも可能である。
    ただ、問題は、この工場にかきまぜるための道具がないってことなのだ。
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    というわけで、応急処置として、乳酸菌を上から撒くことに。
    これだけでもだいぶ臭いは消えたが、なかが腐っているので、工場内は悪臭が充満している状態だ。
    早くなんとかしたいものだ。
    そして、この後の処理方法について会議が行われたわけだが、どうもなかなかかみ合わない。
    中国側は、巨大なレーンを作り、そこに攪拌機をつけたいと考えている。
    だが、それではお金がかかりすぎるのだ。
    一方、飯山は、いわゆるトラクターのようなもので十分であると説明。
    まぜることが可能で、なおかつできるだけ安い方法がいいと提案したわけだが、どうしても中国側は納得がいかないようだ。
    また、実際には、この汚泥の処理には政府の許可が必要なのだそうだ。
    これはあくまでも実験であるとして(仕事として請け負ったなら、違法になるらしい)とりあえず、手作業で処理を行い、それを政府に提案する方法はどうかという案も出ている。
    さらに、これを品質のよい有機肥料に変えるために、超えなくてはならない壁がある。
    まず、塩分や植物繊維を含んだ材料を5%程度入れたいということだ。
    たとえば、先日のよもぎ取り作戦で撥ねられた品質の悪いよもぎでもいい。
    そんななか、同じく地元の口利きをやっている人間が、ある工場を紹介してくれた。
    そこは醤油の工場であり、大量のカスを持っている。
    これをこの汚泥にまぜれば、さらに品質のいい肥料になるのだ。
    この肥料については、すでに香港系の企業が月300トン単位で購入したいという話が来ている。
    よって、とにかく大急ぎでこの汚泥の有機肥料化を行わなければならない状態だ。
    なにやら急にせわしなくなってきた今日この頃である。
    ちなみに、ここ最近、急に仕事が動き出した理由は非常に簡単で、通訳の人間がこの会社に入ってきたからだ(現状では仮採用のような状態だけど)。
    それ以前は、この会社の黄会長が通訳を兼ねていたのだが、いくら仕事の打ち合わせをしても、時期も決まらず具体案もまとまらなかった。
    そんなことをしているうちに旧正月モードに入り、結局、2カ月近く水面下の話し合い以外の動きがなかったのである。
    その通訳の人間がやって来たのは1週間ほど前、月曜日の夜のことだった。
    そして、火曜日以降、養豚場や農場の件、さらにはこの汚泥の件と、次々に話が決まったわけである。
    ほんと、通訳ってのは大事だなと思わされた、そんな1週間だった。

    About

    本名、木崎貴史。日本グルンバ総合研究所 主任研究員、海外拠点開発・広報担当。WGICの代表でもある。グルンバの開発者である飯山一郎に誘われ、中国において“牢名主”(グルンバプラント等管理人)となって技術を習得。その後、海外のローカル拠点作りをメインに事業に取り組んでいる。別名「がけっぷち社長」。ブログ「やっぱり、毎日がけっぷち」もあるが、最近はグルンバがらみに夢中で、ろくに更新していない。