• About kagiwo

    本名、木崎貴史。日本グルンバ総合研究所 主任研究員、海外拠点開発・広報担当。WGICの代表でもある。グルンバの開発者である飯山一郎に誘われ、中国において“牢名主”(グルンバプラント等管理人)となって技術を習得。その後、海外のローカル拠点作りをメインに事業に取り組んでいる。別名「がけっぷち社長」。ブログ「やっぱり、毎日がけっぷち」もあるが、最近はグルンバがらみに夢中で、ろくに更新していない。

    ついに「3カ国」共同事業がスタート!

    by  • 2010年1月20日 • 旧日本やること企画

    ついでにブログタイトルも変えてしまった! この話し合いを通じて、3カ国の共同ビジネスがスタート! 最近、いろいろと物事が決まるのは、工場内にできた飯山の部屋である。 ここには中国人たちが買ってくれた中国茶セットがあり、いまや集会場のようになっているのだ。 さて、この工場に、ある韓国人がやってきた。 飯山の愛弟子である趙聖民(チョウ・ソンミン)博士である。 この趙さんは、飯山の技術をほぼ手中にし、菌の培養からプラントの設計・設置まで、ほとんどすべてを行える人だ。 いまでは、グルンバの韓国における事業を完全に任されているくらいである。 その趙さんは、最近、日本円にして3億円規模の仕事を獲得したそうだ。 工事は2月に始まり、3月末から4月頭には菌の培養が始まる予定である。 だが、そこには大きな問題が立ちはだかっていた。 寒い寒い韓国では、この時期によもぎが手に入らないのである。 というよりも、韓国では種菌作りのためにお茶を使っていることが多かったのだが、時期的に高価になることが予想されるので、その点でも非常に難儀だ。 そこで、飯山は中国をうまく利用できないかと考えたわけである。 とにかく、この広州はあったかい場所だ。 なんせ、この時期でも普通に20度以上の気温がある。 まして、この会社の役員でありスポンサーである中国人たちの地元、雷州半島(海南島の北に位置する半島)は、温暖も温暖で、いくらでもよもぎはそこに生えているのだ。 というわけで、このよもぎを集め、おまけに糖蜜に漬け込んだ状態で輸出してもらってはどうかと飯山は考えたのである。 これは、さらにいい効果を生み出すことになる。 日本、中国、韓国がただバラバラに仕事をしているのではなく、お互いの協力関係のもとに事業を進めていく取っ掛かりになるからだ。 それぞれがマーケットを取り合うのではなく「みんなで儲けよう」という空気ができるわけだ。 先日の「乳酸菌の威力が証明されるか?」の最後に載せた写真は、そのために飯山が3カ国の共闘を呼びかけたものである。 そして、その話はより具体的になり、昨日に仮契約の締結に至った。 中国の会社がよもぎの糖蜜漬けを輸出し、飯山や趙さんの会社がそれを使って事業を拡大するわけである。 少なくとも、この三者は国境を超えたファミリーへの結束に向けて第一歩を踏み出したのだ。 そうして、今朝早く、意気揚々と趙さんは引き揚げていった…はずだった。 ところが、大雪に見舞われて、韓国に戻ることができず、本日は青島泊となったようだ。 ほんと、今年は寒い年なんだねえ…。 さて、そんな寒い冬も無関係な広州では、さらにふたつの有機農業実験を開始した。 みかんとよもぎを糖蜜漬けにして酵素を取る。 これで酵素農業が可能になるわけだ。 広報担当は知らなかったのだが、このようなスタイルの「酵素農業」を行っているところもあるそうだ。 乾ききった土を入れたまま放置された植木鉢。 そのなかに生ごみと乳酸菌を大量に注ぎ込み、植物を植えてみた。 いま、中国内では、生ごみをそのまま畑に撒いているそうだ。 つまり、乳酸菌をいやってほど注ぎ込めば、みんな有機肥料たっぷりの素晴らしい土壌に変わってしまうわけだ。 これについても、また経過を報告したいと思う。

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    乳酸菌の威力が証明されるか?

    by  • 2010年1月17日 • 旧日本やること企画

    中国人もみんな夢中になってきたようだ! よもぎの漬物。 ここから種菌を取る。 白いのはカビだが、これも有用なものなのだ。 これが種菌を取り出すためのツールのすべて。 この部分でも飯山技術は非常にシンプルなのだ。 本日、広報担当も種菌製造の研修を受けることができた。 このよもぎの漬物を洗い、その洗い汁を種菌にするのである。 これは、必ずしもよもぎというわけではなく、たとえば冬場によもぎがない韓国では、お茶の葉を使っている例もあるそうだ。 飯山技術は、あくまでも悪臭などの問題を引き起こす「腐敗」という現象を「発酵」に持っていくことで処理しようというものである。 よって、その菌の種類がどのようなものであるかはあまり関係ない。 よもぎから取れる菌は、乳酸菌のみならず、各種の発酵菌が含まれているし、産地によっても成分はまるで異なるわけだ。 ちなみに、中国において生産が始まった乳酸菌は、飯山によれば非常に理想に近いものであるという。 日本においてグルンバで作り出すものよりもできがいいそうだ(ただ、それが必ずしもいいことだとは限らない。それについては、またそのうち書かせてもらう)。 さて、問題なのは、この乳酸菌がどのように生かされるか、そして、どのようにして中国人に受け入れてもらうか、ということだろう。 すでに「飯山一郎の小さなリトマス試験紙のようなホームページ」にもアップされているが、皮膚病を抱えた老人が、飯山のもとを訪れている。 患部を乳酸菌で洗った結果、確かに良化してきているということだ。 さらに飯山はその老人の身体全体に広がるアトピー性の炎症を見つけた。 そこで、老人に乳酸菌を飲むように勧めたのである。 「ビールだと思って飲んで!」と勧めたところ、老人はなんの抵抗もなくゴクリ。 それから、老人は日々元気になってきているという。 そして、乳酸菌を入れたたらいに入り、全身を洗うように勧めたところ、さっそく老人はタンクで乳酸菌を持ち帰っていた。 また時間が経てば効果のほどを公開できるだろう。 本日、さらに飯山はふたつの実験をやってみせた。 鼻が曲がる…とまではいかないが、かなり臭う古いトイレ。 ここに飯山は乳酸菌をぶちまけた。 ちなみに、このトイレに乳酸菌を撒いたのは昼間のことだが、18時ごろに広報担当が確認したところ、ほとんど臭いらしい臭いは消え失せていた。 驚くほどの効果である。 ただ、臭いはなかなかブログでは伝えにくいので、もっとわかりやすい実験をお見せしよう。 会社事務所前の鉢植え。 右のものにだけ乳酸菌を入れた。 乳酸菌を入れたのは本日なので、効果がわかるまでは数日はかかるだろう。 現状ではほとんど差が見られないこのふたつがどうなるか、非常に楽しみである。 もちろん、この件は改めて公開する予定だ。 ところで、最後にこの写真。 ある食事会の光景。 これがなにを意味するのか? 思わせぶりで恐縮だが、近日中にわかる、とだけ書いておこう。 準備が整い次第、この件は報告させていただく。

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    公開実験をやろう!

    by  • 2010年1月14日 • 旧日本やること企画

    それほどインパクトのあるプレゼンはほかにないだろ? さっきまで飯山といろいろ話していた。 このグルンバをどうやって中国で普及させるか、という話だ。 一番いいのは、日本の一部で行われていた公共事業だろう。 すでに、こちらのスポンサーは、広州市へ売り込もうと動いているようだし、もっともやりやすいはずだ。 広州はわりとキレイな街であるが、それでも悪臭を放っているどぶ川は無数にある。 ただ、これらの小さな河川や池、沼などであれば、現在の工場にある乳酸菌を運んで流してしまうだけで、あっさりと浄化されるわけだ。 これほどわかりやすい例はないだろ? というわけで、公開実験を提案したらどうかなと思っている。 もちろん、売り込み用の資料や提案書を作るのは、広報担当の得意とするところ。 拠点ができてホテルとの往復がなくなれば、その場でチャカチャカと作ってしまえるわけなのだ。 よしよし、これだ。 これをうまくやれば、この広報担当も中国での存在価値が高まるというものである。 ついでに公式ホームページや会社案内制作もサービスしよう。 どうせ、グルンバ公式ページに載せる内容を転載し、若干味つけをすればいいだけなのだから。 すでに飯山に話したから、そういう方向で動くとは思うが、広報担当も明日いろいろと提案してみよう。

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    本当にシンプルだったグルンバ!

    by  • 2010年1月14日 • 旧日本やること企画

    真似しようとした人たちの気持ちは、確かにわかる! バタバタしていたこともあって、更新が遅くなって恐縮である。 広報担当も、実際にグルンバの現場に合流することができた。 本当にびっくりするくらいシンプルである。 並び立っているタンクは3トン×12台。 中央に見えるオレンジの物体がグルンバである。 左のほぼ満タンのタンクがグルンバの反応槽、中央手前のタンクが種菌用タンク、そして、奥に並ぶのが乳酸菌用のものだ。 左の隅にあるのが糖蜜のタンク。 そのすぐ下の小さなタンクに、糖蜜、塩、水を一定量入れて栄養液を作る。 それが写真中央の反応槽に入れられ、グルンバによって処理されることになるのだ。 グルンバと反応槽。 このとき、まさにグルンバが動きまくっていた。 ノイズは水音とポンプの駆動音くらいで、いたって静かである。 しかし、この間に、たった20リットル分の容積しかないグルンバのなかを分速700リットルというとてつもない量の栄養液が通過しているのだ。 このグルンバというシステム、冗談でもなんでもなく、これが「すべて」である。 あとは、グルンバによって処理された栄養液を、種菌と混ぜ合わせるだけなのだ。 たったそれだけで、あっという間に何トンもの乳酸菌ができ上がってしまうのである。 飯山も、この広報担当に「あまりに簡単すぎて、真似したくなっただろ?」と聞いてきた。 それはそのとおりだが、もちろん、真似ができるわけがないから、余裕でそう訪ねているのだ。 まあ、これまでに類似商品を開発しようとした人たちの気持ちはわからないでもないというか、非常によくわかる。 だが、そもそもこの技術は、グルンバというハードだけではなく、乳酸菌培養のノウハウというソフトの部分が占める割合が大きい。 だからこそ、言語の壁もあってなかなか中国人に意図が伝わらなかったがゆえに、広報担当者ほかの牢名主が必要になったわけなのだ。 広報担当も、とりあえず理屈は理解した。 問題は、これを活かしていくために、ノウハウを身体で吸収しなければならないということだろう。 これは一朝一夕でできるものとはとても思えない。 というわけで、独立してやるのは、正しい形で飯山から「免許皆伝」をもらってからにしようと思う。 ていうか、それしか方法はない。 さて、話は変わるが、ふたつの件がなかなか対応できていないので、その点についてお伝えしたい。 ひとつは、公式サイト(および各種資料)についてだが、単純に拠点の準備が整っていない都合で遅れている。 時期的には今月のうちにできれば御の字という感じだが、中国語版のサイトや資料の制作も請け負うことになりそうなので、いまだ流動的だ。 もうひとつは、グルンバ事業登録の件だが、結構な人数の方から連絡をいただいているが、いまだに返信が追いついていない。 そもそもきちんとした話ができるまで、まだまだ時間が必要な感じである。 非常に恐縮ではあるが、上記の件についてはぜひともご理解いただきたいと思う。  

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    広報担当@広州

    by  • 2010年1月12日 • 旧日本やること企画

    とうとう、飯山先生と合流である! とりあえず、広報担当が無事に広州にたどり着いたことを報告しておこう。 詳しい話は、現在、へろへろなので、明日以降にさせてもらおうと思う。

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    グルンバ事業に注目が集まってる?

    by  • 2010年1月7日 • 旧日本やること企画

    大勢の人から問い合わせもらってます! …というのは少々大げさかもしれないが「牢名主になりたい!」って奇特な人からの連絡がちらほら舞い込んでいる。 ほかにも、広報担当の個人ブログに連絡をくれている人もいるようだ。 まあ、この事業に人が必要になるのは間違いないと思うが、ちょっと時間がかかるだろうとは思う。 そのへんはなにとぞご了承いただきたい。

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    広州の「牢名主」に任命された日本人ふたり…

    by  • 2010年1月6日 • 旧日本やること企画

    ちなみに、そのひとりは広報担当者自身である! 実はこの件、昨夜のうちにさっさか公開しようとしていたのだが、なにやら不具合が出ている。 写真のアップはいまだに不可能だ。 サーバー変えたほうがいいのかな? 激安はろくなことがないという、わかりやすい例だ。 さて、広報担当者の予定としては、10日に香港に渡り、その流れで11日か12日に広州に入ることになった。 その役目は、広州乳酸菌工場における「牢名主」である。 現地で飯山技術を習得し、その上で工場の実質的な運営を行うというわけだ。 そして、自由になった飯山はさらに次の現場を目指すことになる。 広州が勝手に動くようになれば、私もまた世界のどこかの現場に向かうことになるのだろう。 なにやら、終わりの見えない事業になりそうである。 ところで、同じようにここにやってくる人間がもうひとりいる。 ここ最近、Skypeでいろいろ打ち合わせていたSさんという人だ。 日本人というか元日本人で、現在はカナダ国籍という話を聞いたことがある(間違ってたらすいません)。 Sさんは16日にバンクーバーから上海に入り、その後に広州にやってくるようである。 同じ釜の飯メンバーが増えるのは非常にうれしいことだ。 飯山と話していたのだが、この事業には多くのマンパワーが必要になるのは確実で、とくに技術の継承という意味で100人からの日本人が必要になると思われる。 だからこそ、事業を営んでいる方だけでなく、仕事に関わってみたいと思っている人もぜひとも連絡いただければと思うのだ。 さて、このページと「グルンバ公式ページ」について告知というかお詫び。 広報担当者の渡航日程の都合でドタバタになっており、おそらく次の更新は11日以降になると思う。 公式ページについても、本日あらかたアップしようと思っていたが、さすがに無理なので20日頃までの運用開始とさせていただきたい。 いろいろお待ちいただいている方には恐縮ですが、なにとぞご了承ください。 そんなわけで、広報担当者兼牢名主、中国に行ってまいります!

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    大変なことになってきたぞ!

    by  • 2010年1月3日 • 旧日本やること企画

    広報担当、ついに広州行きが決まる!? 飯山からついに呼び出しが来た! 上海あたりで会うことになるかと思っていたが、事情が変わって広州行きとなったのである。 時期は広報担当がいま抱えている仕事を始末するタイミングもあるので流動的ではあるが、行くことだけは確定である。 1週間から10日程度で行くと約束したので、来週には広州入りだ。 この間に話していた関係者のみなさま、そういう状況なので、一応、ここに報告申し上げます。 個別に連絡するかもですがね。 どうやら工場で寝泊りになりそうだが、それもそれで楽しそうだ。 問題はインターネット回線で、それについては飯山がわざわざ手配してくれているようだが、間に合うかどうかは未知数である。 それがないと広報活動もできないので、どっかで携帯無線の装置を買っていかないとな。 いまや、中国ではその手のものに心配することはなにもない。 というわけで、今後はナマの現場からいろいろ届けることができそうだ。 ぜひとも期待していただきたい!

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    もはや中国は飯山を裏切れない!

    by  • 2010年1月3日 • 旧日本やること企画

    中国ビジネスをやるなら、絶対に知っておくべきことがある! あけましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 さて、本日の飯山だが「飯山一郎の小さなリトマス試験紙のようなホームページ」にもあるように、正月返上での戦いが続いている。 よもぎから乳酸菌を搾り取るこの作業だが、これにはいくつものコツがあるようだ。 絞りすぎると油が出てしまい、乳酸菌培養の妨げになるそうである。 そういういくつものコツがあり、ひとつひとつ習得していかなければならないのが、飯山技術の難しい部分である。 実は、この事業の関係者のなかには「このグルンバを完全にコピーして我が物にする!」と言っていた人間もいたらしい。 まあ、当たり前のことだ。 だが、現時点でそれを行うのは不可能に近い。 グルンバには、乳酸菌培養の部分のみならず、数多くのコツがあり、そう簡単に盗めるものではないからだ。 だからこそ、偽物を販売していた業者が夜逃げするような事態に陥っているわけである。 それだけではない。 飯山がうまいのは、そういう技術的なことだけでなく、人情的に決して裏切れないようにしてしまうことである。 彼らと交流を深め、家族ですらも取り込み、完全に懐に入ってしまった。 そして、そこで働いている労働者に対しても飯山は徹底的に面倒を見て、自身の仲間に引き入れてしまっている。 だから、裏切ることなんてできないわけだ。 小沢一郎が600人もの朝貢団を率いて訪中したのと同様、裏切ることがかえって面子を潰すことになる状態に持ち込んでしまったわけである。 そのへんのことがよくわかってないと、中国では痛い目に遭う。 これも飯山情報だが、なんでも広州のトヨタが、日中のトップ同士のケンカで偉いことになっているという噂があるそうだ。 広州トヨタは、これまで好調だったが、最近はホンダなどの競争相手にやられっぱなしのようである。 うまく中国人とつき合う術がなかったからこういうことになったのかもしれない。 あくまでもそれは憶測だけれども。 そのほかにも、飯山は毛沢東をうまく利用するという方法をやって、彼らの心をつかんでいるという話も聞いた。 こっちで書いてもいいと言われたが、どうやら自分のページに明日書く予定らしいので、ここでは割愛しよう。 なんにせよ、この調子でいけば、中国でのビジネスは間違いなく成功するだろう。 私が心配になったのは、ここに私も含めて日本人がどのように絡んでいくか、ということだ。 だが「こんなことひとりでやってられないよ!」ということなので、どうやら心配する必要はなさそうである。 ところで、指摘があった件について一点報告する。 日本におけるEM菌や糖蜜の入手価格による件だ。 以前、EM菌は1リットル900〜1000円程度、糖蜜は1キロ90円程度と書いたが、小売価格ベースでは、EM菌は2000円に近く、糖蜜も600円以上になる。 あくまでも、前者は飯山周辺での実態なので、混乱のないように記しておくことにする。

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    糖蜜なんと3トンだそうで…

    by  • 2009年12月31日 • 旧日本やること企画

    いったいどれだけの乳酸菌が必要なのだろう… このページ的には「よいお年を」のつもりだったが、どうやらそうもいかない嬉しい悲鳴である。 飯山からさらに最新情報が入ってきたので、ぜひとも紹介しよう。 先日、培養がすぐに始まると書いたが、実際には明日というか今日、つまり大晦日スタートになるようだ。 というのも、糖蜜がこれから届くからだ。 ちなみに、今回用意された糖蜜はなんと3トンである。 不勉強な広報担当はそれの意味するところをよくわかってなかったのだが、飯山によれば、1トンの乳酸菌培養に必要な糖蜜は25キロだそうである。 つまり、この時点で120トンもの乳酸菌を作ることが可能になるわけだ。 中国にとって有利なのは、この糖蜜の価格が日本とは比較にならないほど安いことである。 飯山によれば、日本における調達コストは1キロあたり90円程度。 それが、中国では16円程度だというから、5分の1以下だ。 ほんと、中国という国は乳酸菌でも大国になれる可能性を秘めていると言えるだろう。 さて、その飯山だが、年末年始はどういう動きをするのだろうか。 中国では旧暦で正月を祝うので、基本的に休みは元旦のみである。 だが、このプロジェクトでは、日本人への配慮からか、3日まで休みにしたそうだ。 ただ、そこは飯山である。 培養に手をつけたいということで、自分だけは正月返上にしたそうだ。 そして、それを聞いた中国人たちはどうしたかと言えば、みんな休み返上にしてしまったという。 意外と知られていないが、中国人は仲間になるまで時間がかかるけれども、一度仲間になってしまったなら誰よりも大切にする。 この広州の現場では、飯山と中国人スタッフ、そして、スポンサーである投資家自身も一緒に汗を流し、食事をともにすることで、連帯感に包まれている。 だからこそ、彼らは飯山の言葉を聞いて、一緒に働こうという気になっているのだ。 なんか、日本人が忘れてしまったなにかがここにあるよね。 広報担当としても、早いところ現場に合流してそれを味わいたいところだが、それは年始の話だ。 まずは目の前にある公式ページの仕事を片づけないとならないしね。 遠くでぽつねんとしながらも、一緒に戦っているつもりである。 というわけで、大晦日の夜も、正月の朝も、なんかしらの報告ができるかもしれない。

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